突発性発疹症

突発性発疹症は主に2歳未満の小さな子どもがかかる病気で、突然の高熱と解熱前後の発疹を特徴とするウイルス感染症です。

主に生後4~5ヶ月から1歳ぐらいの赤ちゃんが、突然高い熱を出して3~5日間続きます。生まれて初めての熱であることが多く。咳野鼻水はほとんど出ませんが、発熱して三日目頃から便がゆるくなることがあります。熱が下がると体中に発疹が出てきます。発疹は2~3日で消えます。

熱が下がって発疹が出る前に機嫌が悪くなることが特徴でもあり、1~2日で落ち着きます。

原因ウイルスは、ヒトヘルペスウイルスの6あるいは7が多く、現在では他のウイルスも原因と言われていて、数回かかることがあります。

残念ながらウイルスなので抗生剤は効きません。

            

家庭で気をつけること

とても高い熱が続きますが、熱で頭がおかしくなることはありませんので、あわてないように、熱が続く間は赤ちゃんが過ごしやすいようにして下さい。着せすぎに注意しましょう。

 

お風呂は熱が高く元気のないとき以外はかまいません。